エチオピア・モカの名産地イルガチェフェのコンガです。同じイルガチェフェでもコチャレなどより味に深みがありバランスの良い逸品です。精製はウオッシュドですがなぜナチュラルではなくウオッシュドなのかお飲みいただければ分かると思います。コーヒー鑑定士でもある商社担当も風味バランスからすればウオッシュドが良いと思いますとのご託宣をいただいております。エスメラルダのゲイシャ・プライベートコレクションと比べると仕入れ価格がほとんど10分の1ですが、それでこのクオリティなら貧乏な日本向けに持ってこいの豆だと思います。

有機栽培デカフェの製造工場として世界的に有名なDescamex社のカフェインレス・コーヒーになります。マウンテンウオーター方式と呼ばれ最少発注ロットが5,000袋以上という厳しい条件ながら世界中から製造依頼が殺到しています。なかなか日本でこれだけのデカフェを作る会社がなく大手総合商社Mが農園ごと商品を買い取っているエチオピアのTadeGG農園から持ち込まれたシャキッソ・デカフェくらいしかありませんでした。今回は製造依頼したものではなく製造工場出来合いのものを某商社が買い取ったようです。とは言えスイスウオーターなど他方式のデカフェとは基本的なクオリティが違います。スペシャルティとしてフツウに美味しく飲めるカフェインレス・コーヒーです。

ブラジル　セラード地区の農園の中から甘みとチョコフレーバーに秀でた豆を育てていると評価された所からこの商品名で毎年リリースしている人気品です。そのためロットごとに生産農園が違うのですがすべてこの商品名になっています。ブラジルらしい酸味の少ないコーヒーなので万人受け致します。